2007/2/10

息で楽しむ冬の夜  雑感

  雪の少ない冬のはずが、朝外に出ると一気に50センチ以上積もった雪が迎えてくれました。しかも除雪中も降り続いていましたから、60センチ以上フッタと思います。職業を尋ねられたら除雪業とでもいいたくなるほど先週は雪が降り続き、除雪三昧になりました。運動不足には願ってもないと言いたいところですが、さすがに連日となると疲労が重なり体の動きがゆっくりになってしまいます。

 それでも、自分で体を動かして除雪が出来るのは幸せなことだな〜と思います。どうやら幸せは明日も明後日もやってくるよと天気予報が知らせてくれましたから、気持ちの準備はしておこうと思っています。それと同時に、あまり積もりすぎて窓ガラスが割れてしまわないように、軒下あたりの雪を少しでも取り除いておくのが賢明だろうと思い、夜中に除雪を始めました。

 そのとき見上げた夜空には、美しい星たちが輝いていました。なんてきれいなんだろ〜と呟くと、息が白く見えました。少し強く息を吐くと、思ったより遠くまで息は流れていきました。色んな息の出し方をしてみると、それが全部目に見えるものですから、なんだか楽しくなってしまい、気がついたら20分ほどもハァーハァー、フーフーやってました。

 鼻から息を吸い込み、それを口から吐き出す。この単純な流れが、実に気持ちよく、しかもそれが目に見えるので、次々と色んなことを試してみたくなりました。空気が体の中に吸い込まれ、吐き出されていく..。循環しながら生きているんだ..それがとてもはっきりと感じられました。静かで、風はなく、気温も比較的高く、穏やかな冬空でしたから、いっそう心地よい時間になりました。

 自分たちが、こんな風に呼吸して命を繋いでいるんだ。こういう根源的な部分を見つめると、命あるものはすべて循環しながら存在していることが体で感じられるのでした。たっぷり、じっくり呼吸する。呼吸しながら生きていることを、深く体と心で確かめる。とても不思議で素敵なものを与えられて生きている..そう思うだけで十分満たされました。こんな貴重な息を使って笛を吹く生活。それはなんとも贅沢で、命そのものが、笛を響かせていることを、改めて感じた夜でした。
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