2008/2/9

合歓の樹  ラブフルート

 作業中にチョコミントアイスの話が出て、急に食べたくなり、作業が終わった深夜にコンビニまで出かけました。気温はマイナス18度、寒くなったり、暑くなったり、とてもシンプルだけど不思議な地球のリズムを感じながらの買い物でした。

 テクテク歩きながら星空を眺めて、少し遠回りしてもアイスが全然融ける心配がないことに気付いて、なるほど寒いのも悪くないなと呟きながら冬の夜空を楽しみました。暖かいものだって、ちゃんと冷凍食品なるのはすごい..!?。

 今年の冬は燃料費節約節約の毎日ですが、お金を出せば灯油が買えるだけでも十分ありがたいことだと思います。2Lのペットボトルを見ながら、ガソリンの燃費を考え、買い換えた車を積載能力と燃費で選んだのは正解だったかなと思ったり、なかなか真面目に考える冬になりました。

 そんな北国の冬の夜にラブフルートを求めてやってこられたIさん。そのお話は、とても興味深いものでした。40代後半のIさんは、祖父からインディアンの愛の笛の物語を聞かされていたというのです。お父様ではなく、おじい様からのお話ということは..かなり昔の出来事になるわけです。愛を伝えるための大切な笛があると...。何故、そんな話を知っていたのか、そして孫に伝えたのか..。Iさんが、そのお話を忘れなかったのか..。

 ついにIさんは、一つの出会いを通して、愛の笛を作っている小さな工房に足を運んだのです。ひょっとして自分が小さいときに聞かされていた笛が、出会った人が吹いていたラブフルートではないかと...それを確かめるようにやってこられました。

 Iさんの祖父が、一体、何時、どこでその笛の話を知ったのか、謎ですが、その記憶を巡っているうちに自分たちが笛物語の中に紛れ込んでいるような錯覚さえ覚えました。お話の最後のほうで、「愛の笛」という曲を演奏しているシウリザクラのフルートをお見せし、音色を奏でました。

 するとIさんは驚きの表情を見せました。手にしていたラブフルートの音色と形が、ずっと想像し続けていた笛とそっくりだというのです。比較的細身で繊細な響きの笛は、Iさんのイメージと繋がったのでした。

 最終的に、Iさんはネムの樹の小さな(長さ18センチ)フルートと中くらいのネムの樹のフルートを選ばれました。ネムを漢字にすると「合歓」と書くことを知り、笛の音が響くところに歓びが生まれるようになれば嬉しいと話されました。

 Iさんは、まさに幼い時に聞いていたおじいさんが教えてくれた愛の笛と出合うことになり、その歓びを受け取ったのです。今は、合歓の樹のラブフルートが、新しい旅の物語を知らせてくれる時を楽しみに製作の準備を始めています...。硬くて扱い憎いけれど、仕上がるととても存在感のある笛になりそうです。
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2008/2/17  0:02

投稿者:SHO

dreamcatcher21さん
こんにちは!
ほんと不思議なことですよね..今度温室でコンサートがあるのですが、ねむの木もあったので改めて眺めて見ます。コメントありがとうございました!

2008/2/15  21:48

投稿者:dreamcatcher21

こんにちは。
いいお話をどうもありがとうございます!

http://blog.so-net.ne.jp/nature_talks4us/

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