2010/4/10

いしころ  雑感

 「すべての人に石がひつよう」という絵本が再刊されるとの知らせが届きました。「愛の笛」の翻訳者である北山耕平氏の翻訳本の一つです。この絵本を市立図書館で目にして、購入したいと探したのですが既に絶版になっていました。

 やむなくコピーして読んでいたのですが、その存在を知って幾人かの方が購入を希望していたこともあり復刊ドットコムに復刊希望図書として投票し、可能な範囲で周囲の方に投票をお願いしてきました。100人集まれば出版社と交渉する可能性があるとのことでした。ところがなかなか100票には至らず、数年が過ぎました。やがてなんとか100冊になったものの、動きはありませんでしたので、半ばあきらめていました。

 それがここに至ってやっと復刊が決まったとのこと。石の上にも3年というけれど、それ以上かかったような気がします。最終投票数は140ちょっととういうことで、やはりこの種の絵本はなかなか人が寄り付かないようです。

 この知らせが来るひと月ほど前に、私はある彫刻家に石を手にする機会を持ちたいとお話を持ちかけていました。もし、小さな石の希望者がいればお話をしたり、石の知恵をお伝えしたり、お渡ししたいと...。手に握れるくらいの大きさで、持ち歩いてもいいし、ふとした時に握ってみるのもいい。ちょっと机やテーブルに置いておけるような石の彫刻を小さなスペースに置いてみたり、光との戯れを楽しんだり、静かな時間を過ごしてもらえればいいな..と。

 こういう静かな時間に、人の心には豊かで素敵な響きが生まれてくるんですね。もちろん、それは石に限らず人の言葉や、思い起こす自然や流れゆく時や出会いのなかで、流れ響いているものだと思います。その心の原点が音楽の原点のような気がします。

 商品化されたりパターン化した音楽は、本質性の片鱗は含んでいるでしょうが、その瞬間のリアリティーとは違うところで金銭と結びついて巡っているような気がします。音の響きへの感謝と喜びが演奏家を生かし、その思いが音楽家を育む。そんな流れが静かに始まっていくかもしれません。

 生きている人間が、その瞬間の命の中で響かせるもの、それが実現できる空間のことをゆっくりと考え続けてきました。そのひとつの思いから生まれた試みの空間。そこではその人の響きが、おのずと互いが存在することへの敬意や感謝や喜びへと繋がっていくような気がします。

 石の必要性について自分なりに感じてきたことをお伝えしながら、ぽつりとお気に入りの石が人の心に入っていくお手伝いができればと思っています。自然の石が原点なのでしょうが、人が思いを注いで削り磨いた石には人と石が深く結びついた固有の世界があるかと思います。

 今回は、3種の写真を掲載してみました。万が一?お気に入りの石が見つかった方は連絡いただけばお譲りすることもできます。ここにあるのはすべて彫刻家・伊藤三千代さんの作品です。大切に持ち歩きたい方のために、手作り布袋もついてます。

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          ステンドの光を浴びた小さな石の彫刻

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            素のままの小さな石の彫刻

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        床に落ちたステンドの光の中にいる小さな石たち
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2010/4/14  0:43

投稿者:SHO

ayakoさん
 お久しぶりです。こういうのほしいだろうな〜と思いつつ写真載せました。女性彫刻家らしいモチーフですよね!

帆海さん
 PC私もちょっとアクシデントでもたついてました。さすが、嗅覚するどいですね〜。

2010/4/11  16:39

投稿者:帆海

PCが壊れて、繋ぎの間に合わせの極小容量ノートで、
あちこち訪問をお留守にしていたのに。
何気なく飛んできたら。。。さすが石好きと自画自賛(笑)
勾玉さんが気になりますね。美しいです。
あと「絵本」かなり気になってます。。。拝見させてほしいです!
「とどまつ王子」待たずに、訪問近し。。。でしょうか♪

http://kamimi-room.at.webry.info/

2010/4/10  15:36

投稿者:ayako

間違い探しみたいですね。
これとこれが同じで・・・これはどれと一緒なのかな?なんて。

角度や光が違うと表情が変わって面白いです。
こういうの欲しいと思ってたんです。

http://blog.lavender-lights.com

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