2006/1/27

オリジナル・スケール  ラブフルート

2005年9月27日(火)徒然笛日記より転載

数年前から独自の音階で作られたフルートで演奏を始めています
それは自然に生まれてきたものでした

ラブフルートを製作していく中で
いわゆるチューニング(音程調整)をするのですが
そのためにはチューナーという装置を使います

完全にホールを塞いだ状態の時の音を
チューナーとあわせるのです
その一番低い音をもとに
5音階になるように
ホールの位置や直径を調整します

この作業はかなりの集中力と根気が必要です
何よりも吹いているときの状態が鍵になります
チューナーと合うことは当然なのですが
音が合っているときの身体と心の状態を慎重に整える必要があるのです

この作業をしているときに
どうしても5音階に音を合わせることが
必要なのだろうかと感じ始めました

自分はこのままあまり手を掛けない状態で
吹くほうが落ち着くし無理の無い感じがするな〜と

だったらこのままの音の流れで吹いてみよう
誰にも迷惑はかけないだろうから..と

そんなふうに作られたラブフルートを
演奏に使うようになりました

やがて工房で見ていただくために置いてみました

やがて、そういうフルートが欲しいという方々が
やってくるようになりました

おかしなもので
自分で始めて、それがいいなと思いつつも
いざ他の方が望まれると
少し不安な気持ちにかられるのは
何故でしょう

決められた安全な組み合わせのほうが無難
ということなのかもしれません
結局自分自身の中にもそういう要素があるからなのでしょう

大切なお金を戴いて作るのですから
あの曲も、この曲も、何にも出来ないフルートでは
不満が出てくるのではないかと...不安も出てきます

しかし、違う視点から見れば
あれもこれも出来ないけれど
その人だけの音の流れが生まれてくるということにもなります

既存の音楽を前提としておられる方からは
顰蹙(ひんしゅく)を受けそうですが

音楽は出来ないけれど
音を楽しみたいという方々にとっては
なんの問題も無いのです

むしろその方が良いとさえ思われるのです

明確な価値観やねばならないという意識を
お持ちの方にとっては、お話にならない捕らえ方かもしれません
誰とも合わせられない音が出てくるのですから..

しかし、誰とも合わせられない自分だけの要素を持って生まれてきたのが
私たちなのではないかな...と思うのです

それじゃ、この自分とは一体何なんだろう
そういう問いに率直に向かい始める

そんなきっかけになるかもしれない
そこにあるもの、それをそれとして生かす心

それが自分自身に向けられたら...

そんなラブフルート達が旅立ち始めています........




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2006/3/1  13:22

投稿者:ravensho

書き込みありがとうございます。ブログの扱いが上手くいかず返事が遅れてしまいました。MIYAZAWAは私のあこがれの楽器でした..今は木の素朴な縦型フルートを作ったり吹いたりしています。よろしければHPにもお出かけください。

2006/2/17  16:39

投稿者:MAI

こんにちは。私は今中学の吹奏楽部でFULUTEをふいている一年生です。わたしは、MIYAZAWAのレガシーVを買ってもらいました。リッププレートが9金であとは総銀です。おすすめの楽器があれば教えてください!!!

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