2012/4/9

次の一歩  雑感

  福島県相馬市を訪ねてから一ヶ月を過ぎました。そして、昨日「チェルノブイリハート」というドキュメンタリー映画を見る機会がありました。これまでにも放射能がもたらす現実を示す情報に触れてきましたが、自分たちの国の現実になるとは思ってもいなかった事です。

 危険や恐怖に対して、人はまともに恐れを抱くこともあれば、見て見ぬ振りをすることもあります。危機的な状況はそれぞれが根底に持っている生き方が、明らかになるきっかけでもあるのだと思います。

 内部被曝の影響を軽減出来る可能性を持つタングロンという飲み物を子供達に手渡す為にという思いが具体的な行動になるのにほぼ一年かかりました。その時間が、タングロン以外の支援を生み出しました。

 そして今、届けられたタングロンが新しい繋がりを生み出し始め、必要とする方々にゆっくりと広がっています。それは幼い子供達を抱える若いお母さん達の切実な思いに触れる機会となりました。

 福島の方々のネットワークは、現地におられる方や県外に避難した方々の繋がりを支えています。その方々の中からタングロンを求める声が聞こえてきたのです。

 お届けした相馬保育園ルートではなく、思わぬところから動きが起こっています。相馬保育園にお届けした1400本のタングロンを越える1600本をお届けし、さらに問い合わせが続いています。

 僕はタングロンの橋渡しを継続した支援の土台にして次の活動に入っています。相馬保育園にスマートボウルを届ける準備を進めているのですが、これに加えて「お手玉」と「水カンリンバ」の製作のための声がけをしています。

 室内だけの保育の継続は想像以上に難しいものがあるのだと感じての呼び掛けです。それぞれが、一歩踏み出して、何か出来る事を見つけ、具体的に行動する。そんな流れがゆっくりと続くようにと思います。

  活動の一端をお伝えした方が、自分にも出来る事がありそうだと口にしておられました。そして、つい先日「子供達にタマネギを届けたいので、送り先を教えてください」と電話がありました。

  親しい知人は、お店に活動の様子を知らせる報告書と一緒に支援金箱を設置して協力を始めてくれました。

 次回の現地支援(7月中頃予定)の為には、前回の支援金の残金だけでは十分ではない状況です。顔と顔、心と心の繋がりのある支援をいただくという基本的な姿勢を大切に次の流れが生まれることを楽しみにしています。
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