2006/5/7

二風谷の人・萱野茂氏との出会い  雑感

 萱野茂氏が亡くなられたという報道を耳にし、彼に与えられた時間が終わった..と思いました。数週間前の新聞記事に、アイヌ語に関するローカルFM放送のことが掲載されていたので、お元気なんだなと思っていたばかりでした。

 実験関連の仕事で二風谷に足を運ぶようになって数年。50回以上足を運んできました。そんな中で何度もアイヌ資料館を訪ねたりしてきました。

 私が個人的に萱野氏を訪ねたのは3度ほどでした。気さくに招いてくださり、色んなお話を伺うことができました。一番の関心は、アイヌにはワタリガラスに纏わる神話の類が残されているかどうかを確かめることでした。残念ながら、彼はハシブトとハシボソのカラスの事しか知りませんでした。逆にワタリガラスの事を尋ねられることになりました。それでも、カラスにまつわる幾つかのお話をしてくださいました。

 私がなぜワタリガラスのことを尋ねるために伺ったのかお話する中で、ラブフルートのことを説明することになりました。彼はとても関心を示し、自分が持っているアイヌ資料館に展示したいので製作してほしいと依頼を受け、後にラブフルートとCDをお届けしました。

 アイヌ語でお話を聞かせてくださった時の不思議な時間と空間は忘れられない時間のひとつになってます。今度、二風谷を訪れるときは、これまでとは違った思いが心に満ちているように思います。
 
 幼いときのお話。山々や家族のお話が印象に残っています。萱野氏への感謝とご冥福をお祈りしつつ..。
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ