ここ最近、真夜中のNHKで「かんさい特集」をよくやっていた。
懐かしい感じを覚えたり、ああこの人は関東ではほとんど知られてないだろなと思ったり(笑)そんな中、一番心に残ったのが...
苦節を笑いに変えて 〜桂米朝一門 60年の軌跡〜
大好きな落語の世界。「笑い」の世界にもいろいろあるけど一番すごいなと思える世界。個々を見ていけばどんなお笑いにも凄い人はいると感じているけどね。
子供の頃はテレビの影響か文枝一門から入っていったけど、だんだん米朝一門に意識が向いてきた。あ、でもニューヨーク繁昌亭のかい枝さんとかはかなりぐっとくるし、これも別に一門で優劣をつけるようなもんでもない。
米朝師匠、んー正直歳を感じてしまった。でも意気は決して失っていないんだなー。今では講座というより「よもやま話」という形しかやっていないようだけど、話から伝わる笑いは米朝師匠だったよ。
そしてビデオで出てきた(変な言い方?)枝雀さん。改めて見て「すごいよ!」の一言。自分の中でトップクラスに位置するすごい人。天から与えられた才能を持って誰よりも努力してたんだろうな。多分こんな人もう出ないんじゃないだろうか。
あー、もう一度枝雀さんの話を聞きたい。
自分がガツガツ話す方で、こういった芸のある「噺」が出来ないだけに憧れる。関東でも落語はあるけど生まれ育った言葉、上方落語に惹かれる。