http://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/0300/2009/0620_forum.html#genzaiichi
参加してきた。先日見たテレビがきっかけに。
こういう場に参加するのはいつ以来だろう。東京へ来てからは初めてだな。
内容はかいつまんで。細かくは自分も理解出来ていない部分が多くあったので大筋が適切でないかもしれません。
※わざわざ読んで下さってる方、すいません。そのあたりご理解くださいませ。
福島先生の話。先日よりはだいぶん落ち着いて聞けた。講演の内容も書きたいが、先ず福島先生のコミュニケーション能力に関して改めて驚かされる。
人間は本来持っている能力のごく一部しか引き出せていないと言われる。その持っている能力をより大きく引き出す事が出来る人なんだと感じた。指点字という限られた情報を得る手段、しかしそこから来る情報を最大限に引き出すという事でコミュニケーションを成り立たせている。
コミュニケーションが不得手と言っている自分は大汗ものだった。
またある意味では指…肌が触れるということは大きな伝達手段なんだろうという感を広い意味で持った。
言葉は「すごく大事」な事だと思ってる。
そして触れ合うことは「すごくすごく大事な事」...そうなんだろう。
そのあたりでも頭をガツンと叩かれた気分。
中間に何ステップもあるけど自分自身を少し違った目で考えてみたくなる。
講演の内容に触れられていないけど、本当凄いパワーの持ち主だった。
何かの機会に、うまく伝えられそうならまた改めて。
他のパネリストの皆さん、はたまた最初の挨拶に立たれた教授の方まで話がすごく上手くとても惹きこまれた。コミュニケーションという事を最前面に押し出したフォーラムでは無いのにと最初は思ったけど、こういうディスカッション、特に人に振り向いてもらいたい素直な一念がそうさせているのかなとも思える。
水泳の成田真由美さん。テレビでは何度も拝見したことあったけど、昨日の場で今まで見た以上に輝いていたなあ。TVのインタビューとは大違い。ユーモアたっぷり、でもポイントをしっかり押さえているところに敬服。
色覚に関する内容でもディスカッションが行われた。
成田さん達のように「他の人にわかる(やすい)」人と自分のような「他の人からわかりにくい」人。違いがあってもこの人はこちらをわかってくれている感があった。寧ろ分かっているようで成田さんのような状況を分かっていない自分だ。また汗。
「他の人からわかりにくい」中で知覚障害(等)のお話も聞けた。何だか自分とすごく似た経験をしているんだなあとこの時初めて思う。
自分もまだまだだわ。
終わった後、福島先生に直接声をかけてみたかったけどそういう人が多く遠慮した。先生本人もそうだけど、指点字通訳の方も大変そう。
ただ他の方々のやりとりを傍で見させてもらいとても大きなエネルギーを改めて感じさせてもらった。
色んな言葉が胸に残っているけど
あせらず、自分に出来る事を少しずつやって行こう。