願はくば星降る夜に逢ひませう流星堂といふ名の店で/星川孝
↑他にもいろいろ、サイトやブログやネットショップもしてゐます。興味のある方は、是非☆
2013/12/20
今週末の日曜日には、下記のイベントに参加します。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしてをります☆


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2013/11/16
明日は、こちら↓のイベントに参加します。
皆様のご来場を、心よりお待ちしています☆


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2013/10/26
明日は久しぶりに、イベントに参加します。
皆様のご来店を、心よりお待ちしています☆


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2013/3/22
時が経つのは早いもので、をぢさんが口を開けて止まつてから、はや一ヶ月。
焼き立てのトーストを目のまへに、今もまだをぢさんは、一切れも食べることが出来ません。
勿論、流星堂の柱時計も、あれ以来、ずつと止まつたままでして。まるで、此の世界が全て止まつてしまつたかのやうに…。
一方、作者の星川孝氏は、四国中央市の片隅で、相も変はらず、貧乏暇なし、忙しい日々を送つてゐました。
猫の手はおろか、かわうそや漠(ばく)の手も借りたいぐらゐ。其れこそ、寝る間も惜しんで、ずつと働いてゐたのです。
そして、働きながらも時々、をぢさんのことを思ひ出してゐましたが、如何(いかん)せん、書く余裕が全くなくて。
だけど、仕事の方も、やうやく軌道に乗つて来たので、余裕を見つけて少しづつ、書いてゆかうと思ひます。
と云ふわけで、をぢさんは、次の瞬間動き出し、パクリとトーストを食べました。
久しぶりに食べたトーストは、涙が出るほど美味しくて、をぢさんは、満面の笑みを浮かべました。
星川孝「流星堂奇譚」より

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2013/3/18
今週の水曜日は、高知のイベントに参加します。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしてをります。
追伸 当日は、降水確率が50%のため、
流星堂はお休みさせていただきます。


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2013/3/7
今週の日曜日は、今治のイベントに参加します。
皆さまのご来店を、心よりお待ちしてをります。
http://s.ameblo.jp/imabari-relaxationcafe/

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2013/3/1
時が経つのは早いもので、けふから三月。此処最近は、貧乏暇なし、いろんな仕事があり過ぎて、心を亡くしさうですが、今月は、先月にも増して、いろいろ忙しくなりさうです。絵の仕事は勿論、イベントでの移動販売や、其れから、ネットのオークションなど。だから、をぢさんには悪いけど、物語を書く余裕がほとんどなくて…。ちなみに此の二枚の絵は、今描いてゐるご注文の絵です。書きたいことは、其れこそ山程ありますが、ゴールを目指して、兎に角前進あるのみです。


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2013/2/25
ご覧の通り、昭和の懐かしい紙ラベルが100枚のセットです。復刻版ではなく、全て当時のモノです。戦前のラムネやレモナードの紙ラベルをはじめ、昭和のオレンヂジュースやパインジュースやサイダーや、算盤や足袋の紙ラベルなど、いろんなラベルが入つてゐます。デッドストックなので、状態も、綺麗な方だと思ひます。昔のラベルは、デザイン性にも優れてゐるので、コレクションには勿論、ビンや手紙や鞄に貼つたり、スクラップやコラージュやラッピングに使つたり、額に入れて飾つても、面白いかと思ひます。ちなみに、開始価格は、500円からのスタートです。他にもいろいろ、レトロなモノを、たくさん出品してゐます。お取り置きや同時発送も出来ますので、よろしくお願ひいたします。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=fmkps412&u=fmkps412


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2013/2/22
或る朝をぢさんは、お店の中で、焼き立てのトーストを食べやうと、口をぱつくり開けました。
すると、一体何が起こつたのか、口をぱつくり開けたまま、動きが止まつてしまひました。
まるで、ゼンマイが切れたロボットのやうに、をぢさんは、其のままピクリとも動きません。
其れも其のはづ、作者の星川孝氏が、いきなり筆を止めたのです。貧乏暇(ひま)なし、仕事の忙しさを云ひ訳に。
だけど、此れではをぢさんがたまりません。此のままでは、朝の散歩も出来ないし、夜の読書も出来ません。
其れに何より、をぢさんは、美味しいトーストを目のまへに、ひと口も食べれないわけでして…。
はてさて、をぢさんの運命は如何(いか)なるや?!
星川孝「流星堂奇譚」より

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2013/2/19
其の日は朝から雪でした。真綿のやうな其の雪は、ただ音もなくしんしんと、地上に降つてをりました。
部屋の窓から、其れを見てゐた少年は、いきなり外へ駆け出しました。そして、空から降つて来る其の雪を、可愛らしい手に掬(すく)ひ、こつそり口に入れました。
するとだうでせう。其の雪は、まるで綿菓子のやうに、甘くて美味しかつたのです。
あれから何年が経つたのでせうか。今でもをぢさんは、雪が降ると、駆け出します。そして、かさかさになつた其の手で、雪を掬(すく)つて、こつそり口に入れるのです。
大人になると、誰もそんな真似をしませんが、をぢさんだけは、あの日のやうに、こつそりと。
するとだうでせう。雪は今でも、綿菓子のやうに、甘くてすこぶる美味しいわけで。美味しい雪を食べながら、をぢさんは、子供のやうに、笑みを浮かべてゐるのです。
此のお話が、もしも嘘だと思ふなら、貴方もやつてみてください。きつと、甘くて美味しい綿菓子が、お腹いつぱい食べられますよ。
ただし、ほんの少しでも疑へば、魔法は解(と)けて、雪は水になりますが…。
星川孝「流星堂奇譚」より

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2013/2/19
其の傘は、雨が降るのを待つてゐました。
だけど、待てば待つ程(ほど)、雨はなかなか降りません。
其れゆゑ傘は、出番がなくて、楽屋(がくや)の隅で、ずつとしよんぼりしてました。
けれどもけふは、久しぶりに、待ちに待つた雨でした。
勿論(もちろん)少女も、傘と一緒に、雨を待つてゐたのです。
やがて少女は其の傘を、パッと広げて、雨の舞台に飛び出しました。
雨の雫もキラキラと、傘と少女は手を取りあつて、楽しさうに踊つてゐます。
お店の窓から、其れを見てゐたをぢさんも、楽しくなつて、踊つてみたくなりました。
そして勿論、お店にあつた蝙蝠(かうもり)傘や番傘も。其れに加へて、電傘までも。
星川孝「流星堂奇譚」より

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2013/2/18
昭和の懐かしい童謡のSP盤です。曲目は、皆さんご存知「通りやんせ」と、北原白秋が作詞を書いた「雨が降ります」です。蓄音器のない方は、心の蓄音器で、お聴きいただければ幸ひです。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=fmkps412&u=fmkps412

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