花代の掲示板です。
この場合の花代というのは、盆踊りに対する寄付のこと。
掲示板というのは、寄付をいただいた方の名前と、いただいた金額や品物を張り出すためのもの。
こちらの掲示板は、材木で枠を組んで、ベニヤ板を張っています。
そのベニヤ板に、花をかけた人の名前と金額なんかを書いた紙を張ることになります。
ここで、ベニヤ板の大きさです。
こちらで用いたベニヤ板は、1818mm×909mm(6尺×3尺)の大きさ。
1818mmという横幅を、7で割ると約260mm。
260mmというのは、B4版の狭いほうの257mmに近い大きさです。
ということは、横長のベニヤ板1枚に、B4版の紙を縦長に7枚張るようにすれば、うまく割り付けられるということ。
さらにいってしまうと、7枚目を張るときに、少しすき間を空けたり、少し重ねたりの、微調整を行ってしまえばいいということになります。
じつは、書道用半紙の大きさというのは、B4版より小さめ。
その小さめの書道用半紙を用いてしまうと、7枚目での微調整が効かなくなるということです。
さらに、B4版の用紙というのは、コピー用紙として安く入手できるし、コピー機を使えば、あらかじめ定型の部分を印刷しておくことができるというわけです。
コピー機には、半紙に印刷できるようなものもあるんだけど、やっぱり専用のコピー用紙のほうが、紙詰まりが起こりにくいようです。
花代を掲げるときには、本格的な書道用半紙を使うよりも、B4版のコピー用紙を使ってしまったほうがいいというお話でした。

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