枯葉の下から出てきた黒いもの。
こいつが、ヘドロです。
大津波の画像や動画を観ていると、海水が真っ黒くなっていたと思うんだ。
あの真っ黒い海水は、場所によっては重油が混じっていたこともあるけど、それよりも何よりも、ヘドロの黒さで真っ黒くなっていたもの。
津波が引いた後で、真っ黒いヘドロが残ってしまったということです。
このヘドロ、こいつが臭いんだ。
いわゆるドブの臭い。
このヘドロが、あたり一面、建物の床下にまで入り込んでしまったということで、こいつを始末しないとどうにもならない。
これが、ボランティアの大きな仕事というわけです。
ちなみに、ヘドロというのは日本語。
ドロは泥ということで、へ泥なんだろうけど、へのほうにどの漢字をあてるのかは、諸説あるようです。
片仮名表記だからといって、外国語由来の言葉ではありません。

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