合板で作った囲いの中に、深緑色の四角い容器。
容器の中には砂のようなもの。
ネコ飼いの人ならば、すぐになんだかわかるはず。
そう、これはネコ用のトイレです。
容器の中に入っているのは、単なる砂ではなくネコ砂。
深緑色の四角い容器は、左官工事などで用いるプラ舟(ぷらふね)です。
プラ舟というのは、この中でセメントや砂や砂利などを練り混ぜて、コンクリートやモルタルを作るためのもの。
そんなものを練り混ぜるためのものだから、かなり丈夫。
市販品のネコ用トイレなどとは、比べるべくもありません。
そうとう荒っぽく扱っても、壊れることはないでしょう。
このプラ舟、注意すべきことは、底が深いこと。
調子に乗って、ネコ砂をじゃんじゃん入れちゃうと、ネコ砂が入り過ぎちゃう。
あまりにもネコ砂が多いと、トイレ掃除のときに、ネコ砂を掘り起こすのがたいへんになってしまいます。
そこで、プラ舟の深さの部分に、ネコ砂はここまでとレベルを記しておくと、ネコ砂の入れ過ぎを防げるようになります。
掃除がしやすいネコ用トイレは、手入れをする手間を減らせるし、掃除の際の忘れ物を減らすことができます。
こんな工夫、やってみてもいいんじゃない?

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