5年前、この事件を知ったのは、かなり遅れてからのこと。
日本時間で9月12日の朝、車を運転中のカーラジオからだったと思う。
近くの現場に向かっている途中で
『旅客機が激突して、ワールドトレードセンタービルが崩落しました・・・』
こんな感じで聴こえてきた記憶がある。
たしか当日の朝刊には記事は間に合わなかったはずだし、前の晩も当日の朝もテレビを観てなかったからまったくの初耳。
『なにが起こったんだ?』 ってのが最初の感想。
で、次に思ったのは
『崩落? 超高層ビルが崩れ落ちるわけがないだろ』 との言葉の使い方に対する疑問。
ところが事務所に戻ってテレビを観たら、しっかり崩れ落ちる光景が流れてた。
まさに崩れ落ちるって感じで、そのとき頭に浮かんだのは、爆薬によるビルの解体風景。
あれを観たときはショックだったね。
『鉄骨造の建物でも、あんな壊れ方をするんだな〜』
これは建築に携わってる人間ならば、多かれ少なかれ抱いた感想だと思うよ。
写真は、近所で建築中の鉄骨造の建物。
単に鉄骨つながりで載せてみました。
じつは、この建物は来春オープン予定の商業施設。
誰がみても工期は遅れ気味。
この現場の人たち、お正月ぐらいは休めるのかな?

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