昨日、サッシって言うのは窓枠のことだって書いたんだけど、それじゃ窓枠の中に入ってるのは何なのかって話になるよね。
普通にサッシって呼んでるやつだね。
じつは障子・・・『ガラス障子』って呼んでるんだよ。
普通に障子って呼んでるやつは『紙障子』って呼んでるね。
『障子』でWeb検索しても、辞書検索しても出てくるのは紙障子のことがほとんどだね。
さすがに『ガラス障子』でWeb検索すると少しは出てくるけどね。
もともと障子ってのは建具の総称で、隔てるものって意味合いを持ってるみたい。
当然ながら昔の日本の建具はほとんどが木製。というか日本に限らないけどね。
板そのままで使ったり紙を張ったりして使ってたんだね。
紙を張った障子が襖、障子(紙障子)って形で今に伝わってるんだよ。
で、紙や板の替わりにガラスが使われてガラス障子。
木の骨組みが鉄に替わってスチールサッシ。
スチールがアルミに替わってアルミサッシ。
木の骨組みのままだと木製サッシ。
樹脂で骨組みを作ると樹脂サッシ。
なんだかわかりにくいけどこんな感じだね。
これってあくまでも建築用語だと思っていいと思うよ。
職人さん、監督さん、設計士さんなんかが仲間内で使うだけだからね。
普通は障子って言ったら、紙障子のことだからね。

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