タマネギです。
緑色をした葉の部分が八割がた倒れたら収穫の時期。
そして、収穫してすぐのタマネギは新タマネギ。
それじゃ、新タマネギじゃない、普通のタマネギっていうのはどんなやつなんだ、というのは当然の疑問。
普通のタマネギっていうのは、倒れたタマネギを土から抜いて、葉を枯れさせて保存性を高めたものみたい。
つまり新タマネギというのは、普通のタマネギに比べて保存性は落ちるんだけど、みずみずしいってこと。
もちろん、新タマネギ用の品種と普通のタマネギ用の品種ってのがあって、普通のタマネギ用の品種を、新タマネギとして出荷することはないみたいだけどね。
でも、基本的な考え方はこんな感じでいいと思うんだ。
それで、このタマネギの葉っぱ。
この葉っぱは、けっして長ネギではありません。
それじゃ何かというと、葉タマネギです。
長ネギみたいだけど、あくまでもタマネギであって、味も香もタマネギっぽいってこと。
まだ倒れる前のタマネギ・・・つまりタマネギとして収穫期前の青々とした葉を持ったものを、引っこ抜くと葉タマネギ。
もちろん、葉も玉の部分も食べられます。
ちなみにタマネギの玉は、実じゃないんだ。
どちらかというと葉に近いみたい。
そして、似たような植物がユリ。
そう、タマネギはユリ科の植物です。
それじゃ、タマネギを放置しておくと出てくる葉っぱはどうなんだ?
あれも、食べられるみたいだけど、味のほうはどうなんだろ?
いまだ試したことはありません。

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