本当に腹が立つということといえば、連日放送されている耐震の偽装事件です。WBS土曜版でも斉藤さんが伝えていましたが、全国で姉歯建築士に設計を依頼した、建物の耐震性が偽造されているという事態です。今現在で明らかになってきているのは、依頼業者のヒューザーやシノデン、木村建設の圧力が原因と言われています。でもこの3つの業者は圧力をかけたことには否定。反対に言えるとしたら、圧力をかけていたのではないかという見方もあります。もちろん国の責任もあるし、行政の責任もありそうです。
不十分な説明や、責任を認めないから住民は激怒するはずです。民間に委託したのも良くないかとは思います。地震が起きたらいつ崩れるかわからない。保障とかも全然していないようです。本当に3つの業者は一体何を考えているのだろうか(怒)。住民のことよりも、自分たちは悪くないと言う一点張り。中には、姉歯氏に設計を依頼した人物が鎌倉市内の海岸で遺体で見つかったという話もありますが、実際には自殺だったようです。やはり、これも3つの業者の圧力の絡みもありそうな気もしますが…。
本当に情報をきちんと明らかにして、説明をしない限りは、マンションに住む住民の皆さんは、納得もいかないし、不安な夜をすごさなければ、なりません。この3社の業者は自分たちの責任を擦り付ける前に、住民の立場に経ってどうすべきなのか考えた方がよいですし、きちんと保障をしないと、本当に取り返しがつかないことが起きます。地震が起きて、マンションが倒壊し、死者が出てからでは遅いです。今求められるのは、住民の安全の保障を優先し、責任については後からでも遅くはないと思います。きちんとした説明をしたほうが良いです。否定とかもしないで。本当に今回の耐震偽装事件は許されるものではありません。


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