2014/9/23

『上海』5  お勧めの1冊

先日のスコットランドの独立を巡る選挙は日本の「沖縄」、中国の「チベット」、米国の「プエルトリコ」を考えることになった。それぞれ、状況は全く違うがポストコロニアルな問題が今でも続いている。

図書館である本を探し出した。それが『世界史のなかの中国』そこには将にチベットと沖縄=琉球が並び描かれている。なお此処では沖縄ではなく、琉球という名称が使われている。
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『上海』5
以前、上海旅行の際に旧工部局跡を探したことがある。この本のp75に地図が載っていたが、どうやら以前ある本で紹介されたビルは別のところだったようだ。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1729/trackback
この地図によれば、旧工部局は上海の中心部に位置するようだ。

上海のユダヤ人ゲットーはヨーロッパと異なり宗教的、文化的意味合いがないのでこの時期、ユダヤ人はむしろヨーロッパでは得られなかった生命の安全を手にしたとか。p214

この時期上海社会では寧波人は実業界での最大勢力だったとか。P222 確かにそのようなことが別の本でも書いてあった。

『文化都市 寧波』 によれば、
「寧波商人が他郷の商人を抜いて、歴史上に姿を現してくるのは1850年代である。寧波商人は、銭荘という銀行業の方式を編み出し… 大挙して上海に移り… 浙江財閥の基礎を築いていった。そして明清時代に最有力商人つぃて活躍した山西商人、安徽商人、広東商人にと取って代わり中国第一の商人になったのである」とか。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3367/trackback

つまり寧波という歴史的に交易の発達した土地がら銭荘という銀行業の方式を編み出したことが大きかったということだろう。

あとがきを読むと、著者はもともと中国の音楽文化を研究していたらしい、そのようなルーツがこのようなユニークな本が書く事ができたのだろう。
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