2015/6/27

『不安定化する中国』10  お勧めの1冊

自民党が憲法審査会の参考人に推薦した3人の憲法学者が全員、「安保法案」を憲法違反と断言した。その内の1人、慶應の小林氏のインタビューをYoutubeで聞いた。自民党の推薦を受けた改憲派の学者だが意外なことに多くの点で同感できた。 

考えてみれば憲法について「憲法改正は必要かもしれない」と考えているし、安倍氏を信頼できないと思っているので同感できるのは当然かもしれない。

同氏は最近のメディアを「死んでいる」とか、安倍氏を「バカ殿」「信頼できない」という、成る程それなら同感できるはずだ(笑)



先日のBSフジで1人のコメンテーターが掲げた「理 vs 無理」ということだろう。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4089/trackback



『不安定化する中国』10
2008年の社会保障・就業関連支出は6,804億元に達するがその95%が地方政府によるもので、ここでも中央はこうした経費を地方に「丸投げ」している。 p166

中央は1997 年に年金制度の統一に動き出す。目的は制度の標準化と地域間格差の縮小。p167

<給付額>都市の平均給付額は2008年に13,933元/年。一方、農村は1,020元で、都市の受給者は年金だけで生計を維持することが可能だが、農村は家族の扶養がないと無理。このようなことが起こるのは、都市型の基礎的年金部分が賦課方式だが、農村は積み立て方式によることが理由。p176

一方で家族の在り方も変ってきた、都市では60歳以上の独居世帯は49.7%、農村でも38.3%で、特に農村で伝統的な「養児防老=子供を育てて、老後に備える」が通用しないようになっている。特にこれが際立っているのが農民工問題。中央は農民工を都市の年金制度に加入させることを想定していて、新型農村養老保険制度は農民工を対象にしていない。ところが農民工の都市型年金制度への加入は進んでいない。p179

これは納得出来る面がある、移動が基本の農民工を考えるとき、都市の年金制度に加わるのは難しいのではないか?
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