2015/8/25

『グローバル・ディアスポラ3』5  お勧めの1冊

最近の世界の株価の推移をみると、やはり株はゼロサムゲームだなと思う。「短期的にはゼロサムだが、長期的には(教科書的には)企業に付加価値をつける機能がある」とのことだが、信じてはいない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4105/trackback

評論家はやれ「中国の成長は止まっている」だの、「幽霊ビルが乱立する不動産バブル」だとの<後出しジャンケン>みたいなことを言うが、それでは「何時」崩壊するか、どのくらい崩壊するか正確な予測をした人はいない。(いたら、誰も騒がない)


<独断と偏見の予測>
いまあちこちで「中国発バブル」が囁かれている。

結論から言えば、どんな手段を使っても中国政府は市場介入や公共事業を奮発してバブル崩壊をさせないと思っている。中国にはまだそれだけの体力と金はある。またそれは、中国の面子の問題でもあるし、体制維持の為でもあるから。なにより中国は基本、社会主義の国。

さてこの予想が当たるか、外れるか。当たれば中国理解はそのままの線でいいということ。外れれば考えを改めればいいこと。


『グローバル・ディアスポラ3』5
3章でアルメニアと周辺国の地図が出ている。飛び地がここも多い。アゼルバイジャンの中のアルメニアの飛び地のうち、この本で議論されたカラバフは現在、アゼルバイジャンの自治区になったようだGoogle mapで見れば国境はない。しかし今でも小さい領域での飛び地がある。

https://www.google.co.jp/maps/@40.8624933,45.3195477,10z

日本も韓国や中国の間に島を巡る国境問題を抱えている。中央アジアの国は異なる民族が混在している為に、国境問題は非常に難しいようだが、実は陸続きのため逆に色々妥協の余地はあるようだ。やはりこれが島となると余りに象徴的で難しい。まさか島の半分で分けるというわけにはいかないだろう。国土はお互い妥協のできない事柄、それなら戦争で決着をつけるか? 歴史的には戦争が唯一の決着手段。 

   …それだけの覚悟がないなら、ここはそれぞれ自己の主張を繰り返して放置するしかないのでは? 

中央アジアと中国、ロシアの国境はそれぞれが平和的に妥協し、双方の面子を立てて歴史上はじめて確定したとか。その知恵を拝借したいが、ことはそれほど簡単ではない。


最後に著者はアルメニア人のアイデンティティーの源について議論する。これについては既に先行して話題にしたので此処では繰り返さない。
http://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4154/trackback

しかし、

「アルメニア人虐殺」を悲劇として共有出来る者こそがアルメニア人であると考えられる」と述べる著者の言葉は深いものがある。
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2015/8/25  21:08

投稿者:Hiroshi

アジア通貨危機の原因も投資ファンドによるマネーの過剰流動性と
云われていますが、グローバル化の世界では避けられない現象なの
でしょう。

防火扉のないビルに譬えられる現代の経済世界の中でどうやってそ
うした攻勢から守りきれるのか、とても難しい問題ですね。

2015/8/25  10:44

投稿者:ninomiya

70年事業を目前にしてこれは困るだろうね。
中国発の世界株安、とどまる気配が見えないし、中国政府が失ったマネーは80兆円。
しかし、ファンド規制をしても網の目をくぐって売りまくるハゲタカファンド。
日本では二ヶ月ぐらい前から、鉄鋼株を中心にファンドが大量の空売りを仕掛けてた。
そして中国発の暴落、うまくミックスされてる、ファンドの一人勝ちかな。
われら一般投資家はただ黙って蹂躙されるだけ。
中国、日本、アメリカによる大胆な金融緩和しかないだろうなぁ、しかしハゲタカは凄い。

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