2019/12/4

『WTF経済』7  お勧めの1冊

<突然の訃報>
先週末お見舞いに行ったばかり。まだ元気そうだったのに急に容体が悪くなったとか。今日は連絡やお葬式の段取りで1日掛かりきりだったが。明日も通夜、明後日が葬儀と続く。裏方として最後のお勤め。





『WTF経済』7
金融市場にいいことと、社会生活にいいことを政策立案者が混同したことが欠陥として、それ例にピケティーの主張と民間企業利益と賃金給与総量のGDP比を示す。p330 これを見てもそれが逆転したのは1990年の後半以降だと言える。

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バーコードを使った研究が紹介されている。それによれば、高所得者向けの商品の価格のインフレ率は低かったが、低所得者向けはそうではなく、市場はますます高所得者に最適化されているらしい。p352 こうした研究は初耳だ。もっとこうした研究事例を世の自称経済学者は紹介してもらいだい。

面白い提案がある。
『資本の大半が経済で活用されず、脇でブタ積みされているくらいに豊富なのに、資本への税率は低いのだろう?』
『所得は何故増えないのだろう?』p359

ならば、『ピグ税』に置き換えたらどうだろう? p358
あるいはピケティーの言う、『富裕税』を導入したら? p360

*ピグ税は社会に悪い影響を与える経済活動に税を課す=炭素税やタバコ税がそれに当たる。

売り上げや利潤、キャッシュフローから評価されている何倍も、何十倍もの金額で売却される企業はフェイクニュースでプロモートされるという。これは著者自身が1995年にGNNをAOLに売却した時に実感したとか。1,500万ドルで売ったものが5,000万ドルまで膨れ上がったが、これはAOLがタイムワーナーも買収しインターネットのリーダーに変身すると期待をされたからだという。しかし、やがてこの2,260億ドルまで膨張した時価総額が200億ドルまで下落した。p366 

これは、よくわかる。自分自身も1990年代初頭、インターネットに接続し始めた時AOLを選んだのもそれだ。当時すでに日本のサービスもあったが敢えてAOLにした。そして今でもメールアドレスはAOL。
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