2020/12/28

『21世紀の貨幣論』13 & 『遥かなる敦煌への道』  お勧めの1冊

<予定外の外出>
結構な時間をかけてようやく『21世紀の貨幣論』を読み上げる。気がつくと残り手持ちの本は2冊。しかも今日(日曜)が今年の開館日の最終。読みかけ2冊では1週間以上続く休館の間持つか不安。読む本がなくなる事態は避けたかったので予定外の外出で図書館に行く。

慌てて色々探しまくるが準備がないので読みたいと思う本がなかなか見つからない。それでもなんとか2冊借り出し、全部で4冊。なんとか長い正月休みはこれで持つかな?



<近所で火事>
驚きました。何台も消防車と救急車が2台も来ていた。怪我人が出ていないといいのだが?

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『21世紀の貨幣論』をようやく読み上げる。但し、最後の数章は文字面を追った感がなきにしもあらず。それでも非常に重要なことが書かれていたに違いないと感じている。自分の勘は  <これも『お薦めの1冊』として多分間違い無いだろう> と断言しているが、さてどうだろう?

15章で、現在の銀行のグローバルなシステムはリスク配分を歪め、『損失は社会が負うが、利益は個人(=銀行と投資家などの富裕層)のところに行く』としている。p386 これが現実か?

プライベイトマネー(借用書)は信頼性のある者なら誰でも発行できるが、流通させるにはドルなり、ユーロなりで表示させる必要がある。p419 



『遥かなる敦煌への道』
Langdon Warner著、同成社、2014年初版。

スタインやペリオ、あるいは大谷探検隊による敦煌調査の話はよく聞くがこの著者は初めて聞く。どうやら彼らに遅れて敦煌を探検し調査したハーバード大学による調査の紀行文で1926年に発表されたものの邦訳。p220 しかも訳者は中国人の劉学新氏。華東師範大学から日本の奈良教育大学、奈良女子大学に留学後、現在米国在住らしい。中国人が日本語に訳すと言うこと自体異例。

ほぼ1世紀前の紀行文だが、そこから判る当時の中国はやはり相当色々な意味で不安定な後進国という印象がある。彼らの探検の10年前に西安に行く計画があったらしいが、それは軍閥の対立と治安の悪化(白狼強盗団)で北京から西安に行くことすら断念せざるを得ない状態だったようだ。p33

軍閥の後ろ盾をもって、彼らの探検が遂行されたが、彼らの荷物の中に、行きはタバコ、帰りはアヘンの密輸品を雇った人夫が沢山隠していたことを黙認せざるを得ない状況だったようだ。p17

この西安までの行程で、途中小さく甘い柿を入手する話がある。p27 甘柿のことと訳されているが本当だろうか? 汁が多いと書かれているので干し柿ではない。もし甘柿ならば、これは日本で偶然1214年に見つかり、広まった禅寺丸だが、この時期に既に中国に渡ったのだろうか? 中国ではようやく最近になりようやく出回ったと聞く。もしかすると別の果物かも? 甘柿は6倍体の劣性遺伝種なので種で植えたら通常、渋柿になるので簡単には広がらない。あるいは特別に日本から接木でもたらされたもの? これは今後の課題。
https://ameblo.jp/changzi728/entry-12637781550.html
https://lovegreen.net/library/fruit-tree/p88879/
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