2007/10/26

経済音痴の戯言  試行,指向,志向、思考

今朝の『ビジネス展望』もまたサブプライム問題。論者は来年にさらに問題は大きくなると述べる。ただし話の内容に新味はなし。

私はことの本質は金融資本主義の弊害だと思う。これは貨幣と云うものが一体本質的にどのような機能を持つのかという理解に関わっていると思う。 貨幣が産業の「血液」であるということから逸脱し、貨幣自体に価値があると誤解した結果だと思うが… 
経済音痴の戯言とお聞き流しください。

それと関連して、あるblogでのコメントをきっかけに以下の事を考えてみました。
http://blog.goo.ne.jp/z-__-z/e/4e55d3770ac77885519d33f2df0b4aa2

<何故土地神話は崩壊したか?>
土地本位制は基本的に農耕社会の経済だと思う。それに対し、金本位制は交易社会の経済。例えばヴェネチアはその典型で、この都市国家は「金」には執着したが土地には執着したことがない。確かに歴史上ヴェネチアが海外に領土を持ったことがないわけではないが、大抵それは軍事的拠点としてのそれ。

此処で云う「金」とは貴金属としての意味ではなく、交換可能な「貨幣」という意味。『貨幣システムの世界史;非対称性をよむ』で学んだ通り、鉱物自身が価値をものではない。それが通貨として広く「認知」され「交換」される時にはじめて価値を持つ。 その例をマリア・テレジア銀貨とルピー銀貨の勝負に見る。
http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/191/trackback
また、だからこそ新世界の莫大な金銀を独占したにも関わらずスペインは没落し、その金銀を産業の「血液」とした英仏が栄華を誇った。 
http://diary.jp.aol.com/applet/salsa2001/59/trackback

さて土地本位制は先にも述べたように農耕社会の基盤である。農耕社会を脱して久しい現代日本で何故土地神話が長いこと生きていたのか? 私はその理由が江戸以降の急激な人口増加にあると思う。 一人当たりの土地が急激に減少すれば実体としてはもはや役目を終わったとしても、イメージとしての土地本位制は生き残る。しかし所詮、イメージであるに過ぎない。 だからあるときを境にして一挙に土地神話が崩壊した。もともと虚構の存在だったのだから崩壊は簡単だ。

そのように考えると一度神話の崩壊をみた土地が再度、その地位を回復することはないだろう。既に実体としては機能を失ったのみならず、人口は今や逆転しはじめたからだ。 
この考えが正しいかどうかは土地神話が再度復活するかどうかで検証出来るだろう。

さらに付け加えるならば現代の貨幣は金銀等の貴金属ではない、それは証券や債券、あるいは電子マネーなど。それについてはもう少し考えてから、いずれまとめてみたい。いま世間を騒がせているサブプライム問題の本質もそこにあると、ど素人なりに考えている(汗)
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