清風会は、会派としての研修を重ねてきましたが
このたび政府の今後の方向を知ると同時に
朝来市の実態も訴える目的を持ち、
谷公一衆議院議員の協力を得て東京研修を
実施しました。
この東京研修には緑の絆と公明党の2会派も同行しました。
厚生労働省から配布された資料では、全国的な医師数や
都道府県別の医師数が示され、数の上では充足している
というものでした。
また、小児人口1万人当たりの小児科医数とか、
出生千人当たりの産婦人科医数の推移等の資料が示され、
地方の細かい実態を把握したデータはありませんでした。
このため、清風会から朝来市の医師不足の実態を訴えると、
「地方の生の声を聞かせていただくと、ありがたい」と
答えていましたので、このような要請活動を
続けていく必要性を感じました。
総務省との研修会では、新たな地方分権改革について論議し、今後は
@国と地方の役割分担の見直しを進める。
A地方の財政保証としての交付税は残しながら、税源移譲を考える。
B地域コミュニティをどうするか検討する。
C5月末に基本方向をまとめ、秋までには中間とりまとめを行う。
D道州制の論議とは別に検討を進める。
といった内容が確認されました。
国土交通省との研修会では、生野の口銀谷地区をはじめ
各地で進められている「まちづくり交付金事業」の仕組みと
現実的活用について意見交換しました。
※この研修後、政府・与党は、地方の医師不足を解消するため
新たな制度と法律を整備する方針を固めました。


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