2007/5/25
地方の医師不足の原因となっている
臨床研修制度をめぐり、政府・与党が
受け入れ病院の総定員数を削減する方向で
検討していることが分かりました。
研修医が集中している大都市圏の定員を
減らすことで、研修医を地方へ誘導する
狙いです。
現在、受け入れ先の定員合計は、研修を
予定する医学生らの役1.3倍。
このため大都市圏では定員通り確保して
いますが、研修医が一人もいない地方の
指定病院もあります。
定員減で大都市圏での受け入れ数が減れば
その分、地方に研修医が地方にまわる可能性が
あるためで、併せて研修後も定着することを
めざすそうです。(5月22日付け神戸新聞参照)
地方の医師不足・医療の危機に対して
ようやく政府・与党が動き出しましたが
上記の案も、いつ法案化して国会へ提出するのか
その時期が定かになっていません。

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