昨日の夜と言うか、今日の未明
いきなり娘が二階から降りてきて、
「お父さん、大変な事になってるよ! テレビつけて! 津波だよ!」
と言うので、テレビをつけてみた。
日本から約7000km離れた、トンガという国の海底火山が噴火して、その時に起きた津波が日本にも押し寄せてくるらしい…
テレビではアナウンサーが
「とにかく高台に避難してください」
と叫びまくっている。
日本列島の端から端まで、太平洋側には「津波注意報」が出ており、所によっては「津波警報」まで出ていた。
大変な事になった…東北の時を思い出してしまった…
今回は、それ程の被害には至らなかったみたいで、それでも、船が転覆していたり、避難途中で怪我をされた方が出たりと、被害が「0」というわけではなかったようだ。
被災された方々や、被害を被った方々には申し訳ないが、時が経ち、自分の気持ちが落ち着いた時に思ったのは「水曜日の遠征はどうしよう…」だった。
14時に津波警報及び注意報は全て解除になったのだが、それまでは行くのをやめようと思っていた。
釣り自体、中止しようとも思っていた。
ところが、詳しく調べてみると、どうやら「津波」というのは正確な表現ではなかったのかも知れないという事が判った。
気象庁も初めての事例らしく、津波と言っていいのか判らなかったそうだが、海面が間違いなく上昇しているということで、沿岸部に危険が及ぶ恐れがあるという判断から、「津波」という言葉を使ったらしい。
僕はこの判断に賛成だった。
もしもの事態になっていたらと思うと、避難を的確に進めるためには、「津波警報」は正しかったと思う。
実際に海面が1m以上上昇した地域もあったようだ。
もし、海岸で遊んでいる人(この寒い中夜に、海で遊ぶのは「釣り師」くらいなのかもしれないが…)がいたら、間違いなく身体を持っていかれていたと思う。
しかし、7000km離れた海底火山が噴火すると、遠い日本にまでこれほどの影響が出るとは、自然の力の恐さを思い知らされたような気がする。
遠征には行ってくるつもりでいますが、十分気を付けて行ってこようと思います。
それでは今日もこの辺で…
おやすみなさい。

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