今日はまとまった雨が降っています。
最近クラシック音楽が心地よくなってきました。
バッハのカンタータ等を聴きながら、読書をしたりしています。
今回も重松 清氏。
昨年12月発売の「十字架」を読みました。
テーマは「いじめ」。
でも、いじめた張本人もですが、周りにいて何もしなかった人が主なテーマ。
人として大切なことは何なのか、重松氏が今まで言いたかったことを思いっきり書いた作品でした。
主人公のユウ君とサユちゃんがせつなすぎます。
きっとライターの「田原さん」は重松氏自身だと感じました。
ちょっと重い作品ですが、重松氏の世界に引き込まれます。
大切にしたい本です。

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