全国で医師不足が話題に上がるようになりました。
そもそも厚生省がだした医療費亡国論という論文から医療費削減が始まった事態です。
医学部増員をしていますが、その効果が出るのは十数年先のことです。
本当に医師不足なのかは疑問もあります。
都会では医師過剰、郊外では医師不足になっているのは事実です。
郊外での医師不足がどうして急に話題になるようになったのか。
それは今まで郊外に医師を派遣していた医局制度を厚生省が無くしたからです。
今の医師不足の報道も注意してみておかないといけません。
今 医師の間で問題になっているのは女性医師が働き続けることができる環境が整っていないことです。
特に病児保育が足りていません。
日本産婦人科医会の実態調査では女性産婦人科医の8人に一人は特定の常勤先がないフリーの医師であることがわかりました。
医師も責任ある重労働です。
医師の中でも女性の占める割合は増えています。
医師だけでなく、女性が安心して子育てをしながら働ける環境を作ってほしいと思います。


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