微小粒子状物質PM2.5について、環境省の専門家会合は暫定指針をまとめました。
今までの環境基準は1立方メートル当たり35マイクログラムでした。
米国の大気汚染の指標では、健康へ影響を与える可能性がある濃度が「65.5マイクログラム以上」と定められていることなどを参考にされています。
それにより、大気中濃度の1日平均値が1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予想される場合に、外出自粛などを呼び掛けます。
早朝の濃度が85マイクログラムを超えれば、都道府県などを中心に注意喚起します。
具体的には、長時間にわたる屋外での激しい運動や外出をできるだけ控えること、屋内の換気を必要最小限にとどめることなどを促すとされています。
注意して見守りたいと思います。


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