新名眼科　院長日記

今日も暑くなりそうです。


２００９年に世界的大流行を起こした新型インフルエンザ（Ｈ１Ｎ１型）はウイルスに対し、中高年以上の人はある程度の免疫を持っていたことが知られています。

ところが、今年　中国で人への感染が広がった鳥インフルエンザ（Ｈ７Ｎ９）ウイルスは、すべての年代の日本人に免疫がないことが東京大と国立感染症研究所などの研究でわかりました。
日本で流行すると被害が大きくなる可能性があります。

マウスの実験では、タミフルやリレンザ、イナビルを投与されたマウスは、死ななかったものの体重が２〜４割も減少。
承認申請中の新薬Ｔ７０５を投与されたマウスの体重減少は見られませんでした。

流行が始まる前に新薬が使えるようになってほしいと思います。