新型コロナウイルス感染症。
ものすごい勢いで新規感染者が増えています。
ワクチンと治療薬が必要ですが、3回目のワクチン接種を急いで欲しいと思います。
ファイザーは新型コロナウイルス感染症の経口薬「パクスロビド」について、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表しました。
審査を迅速化する特例承認を求めていて、政府は承認を前提に200万人分の供給を受けることで基本合意しているということです。
この薬は、細胞内に入ったウイルスの増殖を抑える仕組みで、発症早期に服用する必要があります。
重症化リスクの高い患者を対象にした臨床試験では、発症3日以内の患者で入院・死亡リスクを89%、5日以内では88%減らす効果が確認されたということです。
慶応大は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から変化させた神経のもとになる細胞を脊髄損傷の患者に移植する臨床研究の1例目を昨年12月に実施したと発表した。
iPS細胞を使った脊髄損傷の治療は世界ではじめて。
患者の経過は「極めて順調」ということです。
今後はリハビリをしながら1年かけて安全性や運動機能の改善状況を調べるということです。
臨床研究では、スポーツ中のけがや交通事故で運動の機能や感覚を失った負傷後2〜4週の患者計4人に、iPS細胞から作った神経のもとになる細胞を損傷部位に注射で移植する計画です。
これから他の例もすすんで来ます。
脊髄損傷で普段の生活に苦しんでいる患者さんは多くいます。
是非成功させて欲しいと思います。

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