今日は、以前勤めていた高校の先生方の音楽サークルの発表会に参加しました。ピアノやギター、歌など、ジャンルは多種多様です。普段は受け持ちの教科を教えていらっしゃる先生が、忙しい仕事の合間をぬって、楽器の練習をした成果を発表されました。
私は、昨年の暮れに初参加させていただき、あたたかい雰囲気に甘えて、今回も参加させてもらいました。私は、その高校には半年ぐらいしかお世話になっていないのに、先生方には優しくしていただき、嬉しい限りです。
今日は、ピアニストの須江太郎さんに共演をお願いして、久々の演奏をしました。準備にはほとんど時間をかけられませんでしたが、やはり長い付き合いと言うこともあり、今の私にちょうどよいハーモニー、間、息遣いで演奏してくれました。
・シューマン『くるみの木』
・フォーレ『夢のあとに』
・小林秀雄『落葉松』
・武満 徹『小さな空』
以上4曲です。ここのところ、病気に対する不安で、特に夜になると恐怖が心を埋めつくす日々が続きました。しかし、今日もまた、回りの方々と音楽に励まされました。会場は横浜駅前の「サロン・セイワ」。昨年の暮れ、この病気の告知を受けた直後にコンサートを開催したホールです。あの時は、また、この場所で歌えるなんて思いもしませんでしたから、夢のようです。今日も、「これで最後かもしれない。」と思いながら、あの日と同じように歌いました。

日記と関係ありませんが、久々に1曲貼っておきます。興味のない方はスルーして下さい。
http://jp.youtube.com/watch?v=VMs0B8s3KUk