風邪、早く治してくださいね

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ひきはじめには、カコナールのドリンクタイプがビックリするほどよく効きますよ〜

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私はその番組、残念ながら観られなかったのですが、今いろんなことの歪みがどんどん出てきていますね。
例えば、昨日NICU(新生児の集中治療室)が満床で受け入れ拒否のニュースをしていましたが、NICUが絶対的に足りないのはずっと以前から問題でした。隣の県では受け入れ先が見つからず、そのまたお隣まで搬送、なんてこともあります。
麻酔科医の数はもともと欧米と比べると一桁少ないです。
つい最近まで、日本ではよほど大きな病院でないかぎり、執刀医が麻酔をかけることが当然のように行われていました。
ギリギリのところで頑張っていた人達が力尽きて、支えきれなくなって、堰を切ったように問題が表面化し始めた、正直そんな想いです。
もともと潜在していた問題が表面化するのはある意味いいことだとも思います。
それが改善されれば、ですけど。
例えば、少子化といわれながらも、不妊治療も進歩していて、今まではお子さんを諦めざるを得なかった方もお子さんを授かることができるようになったわけですけど、そうすると、自然に健康に産まれてくる子ばかりではなく、お母さんも妊娠を継続するのに入院が必要になったり生後NICUに入らなければならない子も増えるわけです。不妊治療は儲かる(そう、儲かるのですよ

)から、そちらは発展して、両輪のように必要な新生児医療はほったらかし、その流れが現状を作った一因…。
多分、すべてそんな感じでチリが積もったのが今の日本なのかもしれないですね。
上からは、いつまで経っても「改善」は望めないなら、やはり私たちが必要なことは必要と言わなければ、よくはならないのかもしれないですね。
もしも、手術を受けなければいけなくなったら、「ちゃんとした麻酔専門医に麻酔をかけてほしい」と言うことで、病院も麻酔科医を確保せざるを得なくなります。病院によっては、麻酔科医を確保する「経費」がかかるので「経費削減」のために麻酔科に頼まない病院もあります。
もちろんそんなの日本くらいです。