秋晴れの日が続いていますね。昨日は丹沢湖まで紅葉狩りに行ってきました。地元の方や、専門家の方は「今年の紅葉はあまり美しくない。」と言っていましたが、わたしの目には赤や黄色に色づいた木々が、太陽の照りつけ具合で、その表情を変える景色に感動してしまいました。
さて、おとといは私が日本オペラ振興会オペラ歌手育成部に所属していた時の先生である高橋和恵先生のお誕生会をピアニストの女性と横浜で行いました。先生は、ソプラノ歌手であり、ドニゼッティの研究家としてご活躍で、私とは育成部時代からのお付き合いで、もう10年になります。
イタリアンのお店で、イタリア北部の料理を中心に食べました。そして、お酒はシャンパンの後に、なんと、いっ!1万1000円もする赤ワインを飲みました!!!いやいや、やはり舌触り、香り、喉ごしが上品で、身体に浸み込んでくるような味わいがありました。
話題は、最近の仕事のこと、恋の話、そして、これまでの10年の歩み、これからの生き方などをお話しました。先生は、歌、芸術には真剣に向かい合っていらっしゃる方なので、私にはとても励みになりますし、目標でもあります。
10年間のお付き合いの中で最も思い出に残っている話は、「ごめんねテニスじゃ、いくらたっても上達しないのよ!」という話。
仲良しの2人がテニスをして、自分が失敗しても「ごめんね〜!」で許してもらい、相手の失敗もそんな調子で許して、なんの上達もしないで、ズルズル練習をする様子です。育成部時代、ソプラノの方とデュエットしていた時に、プロ意識を持たない私たちにお説教したのがこの話題でした。
まだまだ思い出せば山のようにネタがあるのですが、いずれも、人生の教訓になったり、歌手として生きていく姿勢、芸術を愛する心を教えてくれた先生です。今後も活躍を見守って頂きたいし、先生のご活躍も楽しみです。
ちなみに、和恵先生は私と同じ干支なんだそうですが、見た目的には同世代なんです!
今度は、その若さの秘訣について語りたいな。
