今月に入ってから、中学時代の先輩、高校時代の同級生と久々に連絡を取り合うことができました。インターネット時代のいいところですね。これまでもコンサートなどで秋田に行くと懐かしい友人と再会できるのですが、ほとんどの人は、「本田くん、明菜すきだったよね。」と口を揃えたかのように言います。私が歌手になったと聞いて、「明菜とか歌わないの?」とマジで言う人もいるぐらいです。多分、当時、ものまねとかもしていたと思います。赤面の過去です。
明菜について語るので、興味のない方はスルーして下さいね。
明菜との出逢いは、ちょっと面白いです。小学校5年生の頃、給食中のお昼の放送に、のど自慢みたいなコーナーがあって、隣のクラスの土岐さんという女の子がアカペラで「少女A」をうたったのを聴いて、なに!この大人っぽい曲!と身体がゾクゾクするのを感じました。放送が終わってすぐに、「土岐さん、あのカッコいい曲なんていうの?教えて!」と聞くと、「中森明菜っていう歌手の曲よ。」と言って、すぐにレコードを貸してくれる約束をしてくれました。まだ、少女Aがヒットする前だったので、テレビですぐに明菜を見ることはできなかったけれど、しばらくしてこの曲が売れて彼女を見た時には、大興奮どろこじゃありませんでした。
それからというもの、小・中・高・大は明菜のことを考えない日はなかったです。そのせいか、悲しい結末の恋愛に憧れたり、怖いぐらい歌に情感を込めたりする、ちょっとキモイ子になってしまいました。それでも、過去を振り返った時、「本田くん、明菜すきだったよね。」のひと言で片付けてくれる仲間の寛容さって・・・有難いなと思います。
そして、いつか書こうと思ってタイミングを逃していましたが、昨年のクリスマス・プレゼントにHeroくんが、「中森明菜in夜のヒットスタジオ」の6枚組のDVDを買ってくれました。もらった時には大絶叫し、DVDを見て、また大絶叫しました。(ちなみに、須江さんからは、いわきでのクリスマスコンサートが終わった直後に、「山口百恵in夜のヒットスタジオ」の6枚組のDVDをプレゼントしてもらいました。)
明菜の対極にいた聖子も好きだったけど、子供の頃は聖子の良さというか、その偉大さには気づきませんでした。今は2人とも大好き。ここから聖子の話もしたいところだけど、またの機会に。