今日の午後は、「あきた がん ささえ愛の日」に参加しました。主催者の皆様、コンサートにご来場下さった皆様、ありがとうございました。このような場を与えていただき感謝しています。
今年のささえ愛の日のテーマは「がんであきらめない」でした。過ぎ去った時間を取り戻すことは、あきらめるしかないかもしれませんが、生きている今日と、それに続く未来は、自分の心さえ確かなものであれば、大切なものを守り、育んでいくことができると思います。
でも、時々、不安になります。そんな時は、周りの人に助けを求め、自分の気持ちを伝えて、助けてもらおうと思っています。
私は弱音をはく人が嫌いだったので、自分はそうはなりたくない!と、随分気を張って生きてきました。でも、今は、それじゃいけないんだなと感じています。「ささえ合う」←これが大切なんですね。
さて、「がんであきらめない」。私があきらめないことは、ステージに立ち、皆さんの前でうたうことです。
子供の頃は、たくさんの歌番組があり、夢中になって観ていました。その世界に憧れ、うたの魅力のとりこでした。いつしか、自分も、観ている側から、夢を与える側になりたいと思っていたら、今では、こうやって大勢の方に聴いてもらえるような仕事ができるようになっていました。
私は、この仕事をあきらめたくないです。だから、これからも努力したいです。そして、夢を与える側の責任を果たしていきたいと思っています。私の演奏を聴いて下さった方をがっかりさせないよう、がんばらなければと、今も反省しているところです。
咳き込む回数が増え、薬を飲む量も増え、なかなか体調の維持が難しい今日この頃ですが、子供の時、夢見たこと、今も同じ夢を見て…(あの歌の詩だね)これからもステージに立ち続けようと思います。
♪ピアノは鳥井俊之さん
