今日は、あきたがんささえ愛の代表の方から、6月に開催されたパンフレットや資料を送っていただきました。ありがとうございます。がん死亡率、発症率の高い秋田県では、この状況からなんとか抜け出そうと、新聞社や地元放送局、各地域の拠点病院、がんボランティアさんが協力して、2010年6月からスタートし、私もこの年から2011年6月、 2012年4月のプレ・イヴェントまでの3回に渡ってコンサートを開催してもらいました。特に、今年の4月は開頭手術で腫瘍を摘出して僅か2週間でステージに復帰しました。今思えば、有り得ないシュチエーションでした。
がんの早期発見、早期治療を訴えることはもちろん大切ですが、それよりも、がん告知を受けてからの人生は決して楽ではないにしても、周りの人たちの力を借りて、理想の人生を歩んでみませんか?と提案したかったかったのです。それも、懐かしく優しい音楽を奏でながら、語りかけたいとイメージしていました。
私は病気が進行し、このプレ・イヴェントへの参加で最後だと覚悟していたので、トーク・コーナーも私の我がままで、急遽、ある局のアナウンサーにお願いして話を引き出してもらい、熱の入れようはこれまでにないものとなりました。
今回、郵送していただいた数冊のパンフレットの内容は、これ以上にはないと思える冊子ばかりでした。ただ、まだ、身近にがんになった方がいないひとには、ページをめくっても、理解するのには時間がかり、もしかしたら読まずに部屋の隅においやられているかもしれません。ぜひ、手に取って読んでみませんか?
がんは、やっかいな病気ですが、今朝、「がんは末期となったけれど、今からだって人生はかえられるかもしれない」と穏やかにお話された男性がいらっしゃいました。私も全くその通りだと思いました。生きていることに感謝したいです。
がんで人生あきらめない!
