トロントにやって来て40年。
百人一首は,百人秀歌と同じように百一首あるのですとつぶやきながら毎日をボチボチと過ごしてます。
2006/3/7 12:29
3月6日(月)
最近散歩も以前と同じくらい歩くようになりましたが、勿論先へ先へと慌しく歩く事はなくなりました。最後の方になると何と無く足元が頼りないですが、本人が歩きたがっているのが分るのでうれしいです。
昨晩ミシンの前に座ると、いつものように部屋に入ってきてテーブルの下にもぐりこみました。いつもより近くに寝そべっているなあと思って下を見たら、私の足の甲を枕にして頭をもたげているではありませんか。
赤ちゃんに戻ったと、その時分りました。生後9週目で我が家に来た頃、台所で流しの前にいると私の足の甲を枕にしてよく寝ていたものでした。いつの間にか少し離れているようになったので、そんな事は思い出すことも余りありませんでした。でも、今確実に老いて、1人にされたくないと思っているのがよく分かるようになりました。
寝たっきりになったと思った時、獣医さんに連れて行こうと車に乗ったとたんに立ち上がったこと、あれだけ震えていたことなどなど考え合わせると、腫瘍持ちなんだから、今更健康診断も必要ないでしょう。もう獣医さん所へは連れて行かないでおこうと決心しました。余計な不安を与えるより、一日一日を大事に過したいと思いました。
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