雲の上にぽっかりとそびえている富士山が見えました。
1時間遅れで離陸しましたが、非常に良い天気でスムーズな飛行でした。うとうとしていましたら、ふと気付き、窓から左後方の外を見ると(いつも翼の後ろ辺りの席で、前方が見えない)、夜に差し掛かって、家々に明かりが灯り始める頃でした。
あの半島は?、と考え始めて、時間と兼ね合わせると、房総半島だと分り、その向こうは東京湾だなと見ていると、その延長線上に富士山が雲の上に顔を出しているのが見れました。
この窓から富士山を見ることについては、過去いろいろ思い入れがあり、今回、ふっと富士山が見えるはずだと思い、窓から探して、見つけられたというか見ることが出来て感慨深いものがありました。
若かりし頃は、一度は登ってみたいと思っていましたが、ある時から、富士は見て崇めるものであり、征服するものではないと思うようになり、登山することは一生ありませんが、
なかなか顔を見せてくれないだけに、今回見れると思って見れたことは、本当に幸せでした。