東静高速鉄道でも、ここ最近は様々な動きがあった。

2016年6月、6000形全11編成のうち、6002F、6003F、6004Fの3編成が、東静車輌工業沼津工場にて大規模検査を受けて出場。その際に、車体帯の変更。車端部を除き、シートを新たに準備されていたものに交換された。
編成ごとにドア下部分の帯こそまとめられているが、上部の帯はバラバラである。3編成で帯はそろっていない。
試作帯か?そうではない。
これは、沼津線で運転されている普通列車で、同線を走行する6000形電車のうち、この3編成のみが装飾を変更、新たに『サンシャインライナー』の名称が与えられた。
この列車が運転開始された背景には、沼津線のお膝元、内浦地区があるアニメの舞台となったことに起因する。これらの車両は7月2日より沼津線の各駅停車として運転が開始された。

それから3か月後、追加で1編成(6009F)が同様の改装工事を受けました。先述の3編成の経験を生かして、1車両ごとにドア下のラインが異なるようになったようです。内装…車端部を除いたロングシートの交換作業も併せて実施されています。
この車両には『サンシャインレインボー』と名付けられ、10月29日より運転が開始されています。

同日、沼津線を走る『サンシャインライナー』は全列車が運休。サンシャインレインボー1編成と通常の6000形を用いての運転となった。
10月29日と30日、3編成併結して臨時快速『サンシャインドリーム』が運転されました。運転経路は、朝に往路が東静三津駅→(沼津線内無停車)→東静沼津駅→(東静高速鉄道静岡線・京神急行電鉄神奈川・東京線)→京神品川と運転。復路はその逆の経路で一往復運転されました。
その後、11月12日と13日に運転。17日〜20日にも運転される予定です。カラフルな列車を一目見ようと、沿線の駅には多くの撮影者が訪れていたそうです。

0