前回「ゲリラ集団AnonyMouse」について書いた直後のこと。
ルンドに何と三つ目の作品が登場したという話を聞き、「ええっまた??」と驚いていたら同居人が「そりゃそうだろ、ルンドコミューンに雇われているんだから。」としらっと言う。
「えっ」
知らなかった…薬局もレコード屋も地方自治体の注文を受けた作品だったのだ。正体を隠していると思っていたら、コミューンと取引をしていたとは。そしてこれからも各地(もしかすると世界)で注文に応じて作品を作り続けると表明しているのだそうだ。
もうゲリラは卒業したということ?…と思うとちょっとつまらない。
勿論あの細かく美しい手仕事、レトロの雰囲気やあふれるユーモアと遊び心の素晴らしさはこれからも続くだろうし、その仕事にはそれなりの対価が支払われるべきかもしれない。
…でも、「一体何者だろう。次はどこだろう。」というわくわく感が少し覚めてしまって、第三の作品("Hasselnötion"これはたぶんnation学生会館のようなものとねずみの好物ヘーゼルナッツをかけたものだろう)を見に行く気がうせてしまってまだ行っていない。

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