
「
足湯して 組織拡大 足を出す」。
松山道後で全労連四国地区協の「オルグ養成講座」が8月25日、26日と開催されました。
全体で30名、高知から高橋委員長、田口副委員長、樫原書記長、高知一般の宮本特別執行委員の4名が参加しました。
1日目は、全労連の第2弾の組織拡大の映画を鑑賞し、続いて寺間組織局長が「流れは変わった」という主題の基調医提案を行いました。
「格差是正、最賃闘争の歴史的な盛り上がりの中で、不安定雇用の若者の組織化が飛躍の可能性を秘めている」と各県の経験も出し合いながら討論しました。
高知からは、樫原書記長がこの間の労働相談活動やこの間の介護職場の2つの組織拡大(福祉保育労と医労連)の事例も紹介し、報告しました。
また、多重債務問題の講演を受けました。講師は、全国クレ・サラ被害者連絡協議会「松山たちばなの会」事務局長の青野さん。
多重債務者の現状、状況に応じた救済方法、まち金対策など、貧困化が進む中で労働相談にとっても重要な内容でした。
2日目は、寺間氏から「労働審判制の概要と問題点、活用方法」について講演を受け、その後徳島の審判員の井上さん、松田さん、高知の審判員の田口さんの報告を受け討議しました。
解雇、未払い賃金問題などでの労働審判の制度的優位性を活かした取組みや争議対策の体制確立の重要性などが話し合われました。
最後に徳島の「日亜化学」の偽装請負、その後の直接医雇用の約束を反故にする不当労働行為糾弾の闘いの訴えがあり、各県からの支援を確認しました。
来年は徳島での開催予定です。各県、飛躍的な拡大で再開することを誓い合いました。


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