
徳島県にある日亜化学の偽装請負を告発する集会が、10月14日、日亜化学のある徳島県阿南市で開かれ全国から350名が参加しました。
日亜化学は下請けと称して労働者を安い賃金で使用。下請けを装った派遣労働で法律違反。労働者がJMIUに結集して労働局に申告すると、県を仲介にして「3年以上勤務者から順次直接雇用する」などを約束して、申告を取り下げさせました。
ところが、その職場の仕事を別工場に移し、「試験は形式だけ」との約束も破り、組合員を差別し採用ゼロ。約束破りを繰り返してきました。
しかも、「そんな約束はしていない」と開き直る始末。仲介役の県も「話し合いの場を設定しただけ。(再申告に対する)労働局の判断を見守りたい」と繰り返す無責任さ。
14日の集会のあと市内をデモ行進。15日には日亜前で抗議集会、その後、徳島県、労働局と交渉をしました。
労働局は、初回の申告に戻って判断するとの見解を示しました。
「青年から未来を奪うな」「日亜は企業としての社会的責任を果たせ」の声を更に大きくし、偽装請負の一掃の闘いを日亜闘争から切り開いていく決意を新たにしました。
全国から寄せられた寄せ書き、カンパなどを受け取り、決意とお礼を述べる日亜分会の青年労働者たち

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