
県厚生連労組は26日、給食の委託問題で団体交渉を行いました。谷口委員長、野村書記長、そして給食の現場を中心に10数名が参加。県医労連からは田口書記長と杉内執行委員が参加しました。会側は、会長以下5名が参加しました。
病院側は、今回の委託について「農水省から固定比率100%化の通達が出され、現在6年間の改善計画を進めている。診療報酬の改訂もあり、給食部門が月60万円の赤字。外注化を進め赤字を減らしたい」と主張。
組合側は、「労使で病院調査もしてきたが、給食の質の低下、職員の入れ替わりの激しさなどの不安は解消されていない」「病院側に病院給食に対するきちっとした考え=理念がなければ、いずれにしろだめだ。特に下請けになった場合、業者の言いなりになってしまう」と主張。
また、会側が契約を結ぼうとしている高南食品について、既に朝食のみ高南食品の部分委託になっている国立高知病院の調理師でもある杉内執行委員が、問題点を指摘しました。
臨時職員4名の調理師の退職に関しては、緊急避難として高南食品から派遣してもらうこととし、下請け問題は引き続き労使で話し合っていくことになりました。
労組としては、給食内容の改善、勤務体制などの具体的な提案をしながら給食の直営を守っていくことで意思統一をしました。
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