
■勤務先の講義は終了、たいへんだった卒業論文や修士論文の指導もとりあえず終了しました。あと、特に4回生の皆さんには、口述試験もかねた「公開卒論発表会」で良い発表をしてもらうための準備の指導が大変でしょうか。しかし、やっと自分の仕事に取り組める状況が生まれてきました。ただし、金曜日だけは、彦根市(八坂)にある滋賀県立大学環境科学部での「環境社会学」の講義がまだ残っています。
■一昨日も、滋賀県立大学にいってきました。いつもは車で行くのですが、この日はたまたま電車とバスでした。車でなかったせいだと思いますが、ふと「ちょっと湖岸を歩いてみようかな」という気になってしまいまったのでした。ただし“例によって”といいますか、背中には赤いリュック。中身は講義の資料、パソコン、書籍、書類などがぎっりつまっています。おまけに、かなり強い冷たい風がふいています。しかし、迷いはありませんでした。冬の琵琶湖で気分転換です。

■トップの写真、県立大学の近くを流れる
犬上川の河口です。冷たい風に吹かれていると、体のなかにたまったストレスが吹き飛んでいくような気がします。清々しい。大自然に抱かれていると、とても幸せな気持になります。写真の右端、林の部分は、対岸(右岸)です。すぐ上の写真。ずっとむこうに見えるのは、琵琶湖の対岸です。北湖までくると、この暖冬でも山の頂は白くなっています。下のリンクは、「パノラマもどき」の写真です。でも、私のような写真の程度では、ここに立ったときの気持、うまく表現できません。ちょっと残念ですが、仕方がありません。皆さんも、ぜひ冬の琵琶湖にお越しください。
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犬上川河口付近から
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彦根市の湖岸の緑地公園付近から

■カヤックをしている3人の皆さんがいらっしゃいました。真ん中のブルーの方がコーチ役(あるいはガイド役)のようですね。残りのお2人(赤は男性、黄色の女性)、私よりもずっと年上の方たちです。この日は、けっこう強い風がふいて波が立っていましたが、しばらすると沖のほうに漕ぎ出していかれました。この季節、琵琶湖では北西から強い風が吹きます。この写真でいえば、対岸のほうから強い風が吹くのです。コーチ役の方は、なんの問題もなく、そして残りのお2人も波に押し返されそうになりながらも、うまく波をのりこえ少し沖に出て、彦根の北のほうにある米原や長浜方面に進路をとって漕ぎ進んでいかれました。
■カヤックのお3人のむこうに見える、頂の白いひときわ大きな山は伊吹山です。積雪量世界記録(1927年2月14日、11.82m)を持つ山です。この季節、伊吹山をはじめとして、琵琶湖のカヤックから見える琵琶湖の周囲の山々の風景は、すばらしいでしょうね。うらやましいな〜。
【追記】このあと、彦根市の市街地に入り、生まれて初めて彦根城にいきました。どういうわけか、そばまでいっても、彦根城に登ったことはなかったのですね。ちなみに、思いつきで歩き始めたわけですが、けっこうな距離を歩いたようです。Googl Earth で測定してみたところ、この日は約7.6km歩いたようです。画像は以下のものですが、このあたり、Googl Earth の画像の精度はよくありません。ぼやっとしているのが、なんだかな〜…ですね。

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