
■岩手県に行ってきました。県北の一戸町で、同じく県北の軽米町笹渡の酪農家、田中さんに偶然お会いしました。昨年の夏、勤務先の学生たちと一緒に、酪農体験をさせていただくために、軽米町のお宅にお邪魔したとき以来です。まさか、一戸町で、お会いできるなんて…。今回、IGR銀河鉄道の一戸駅の待合室で、地域づくりの催し物があり、そこで自家製の牛乳を宣伝販売されていたのでした。
■田中さんは、これまで搾った牛乳をすべて全国酪農業組合連合会におさめておられましたが、このたび、その一部を軽米町に隣接する洋野町の牛乳工場に委託して独自の牛乳の生産を始められたのでした。それが写真の「ひめがもり牛乳」です。詳しくは、こちらの岩手日報の記事(「
ひめがもり牛乳完成 軽米産独自ブランド」2007年12月5日)をご覧いただければと思います。
■この「ひめがもり牛乳」、とっても濃厚な味です。まるでポタージュスープのような感じなのですが、全然しつこくありません。歳をとってきてから、牛乳を飲むことが少なくなりましたが、この牛乳はじつに美味しい!!85℃で20分間殺菌する方法をとるので、風味がくずれないのだそうです。で、この牛乳パックの下の方をご覧ください。なにやら5人の人が写っている写真がありますね。

■この牛乳パックの写真、私が撮影したものです。写っている5人は私の大学の学生たちなのです(牛乳パックを見ると、地元の青年たちが草原(採草地)を走っているように見えますが、彼ら彼女らはねっからの関西人。ただし、岩手の大自然や田中さんちの牧場に圧倒され感動してしまった関西人です)。昨年の夏、田中さんのお宅を伺ったさい、かつて勤務していた岩手県立大学時代の教え子の1人であるSさんも同行してくれました。少し前になりますが(夏だったかな…)、そのSさんを通して上の写真を使わせてほしいとの依頼があったのです。そのことをすっかり忘れていました。いや〜、なんといいますか、私のような者が撮った写真を使っていただけるなんて、なんだか申し訳ない気持もありつつ、やはりとっても嬉しいわけです(←正直)。
■この「ひめがもり牛乳」、田中さんの牧場にいくと1リットルで250円で売っていただけるようです。田中さんとしては、まずは、地元の子どもたちに飲んでもらいたいとのことですが、軽米町以外への販売にも応じてくださるとのこと。連絡先は、鶴飼酪農生産組合、電話番号は0195-45-3456です。クール宅急便の輸送費が必要ですが、関西でも美味しくいただけます。
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『めざせ、カシオペア連邦の大地!!』
【追記】■この日、田中さんの横で、小柄なかわいらしい女性が、宣伝販売を一緒に手伝っておられました。お嬢さんだとのこと。上の岩手日報の記事では、牛乳のパッケージのデザインは「三女の真奈美」と書かれています。お会いしたお嬢さんが真奈美さんなのかな?写真、使っていただき、ありがとうございます。

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