■勤務先の大学のある大津で、地域密着型のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「おおつSNS」に参加しています。このブログでも、先日、そのことを
「おおつSNS」で報告しました。その「おおつSNS」を通して、今日、面白い地域づくりのイベントがあることを知りました。「
かんじる比良」です。このイベントがおこなわれるのは、琵琶湖の西側、比良山系の山麓の地域です。
■イベントの趣旨を見てみましょう。自然・歴史・文化・アート・食が一体となったイベントのようですね。
------------------------------------------
琵琶湖と比良山系にはさまれ、人々の暮らしと自然が融合した地・比良。
歴史や文化、伝統をになって代々暮らし続けてきた者、この地に魅せられ移住してきた者、ギャラリー・工房を構え創作活動する者。さまざまな人々が手をとりあって元気な比良を発信することを目的にしています。
まずは、「ガイドマップ」を手に入れて下さい。
イベント期間中、普段はなかなか見られない作家や職人さんたちの工房や、
ギャラリーや食の店舗など、豊かな自然を満喫しながら
自由に車や自転車、電車や徒歩で巡れます。
あなたの比良を感じてみてください。
------------------------------------------

■いや〜、なかなか面白い企画ですよね!春の比良山麓、その豊かな自然環境のなかを散策しながら、ギャラリー、公房、産直レストラン・・・いろんなお店を回遊し、比良山麓を丸ごと満喫しようという企画ですね〜(場所は、上のGoogle Earth画像の楕円のあたり)。少し内容は異なりますが、この「かんじる比良」と同じような趣旨のイベントをこのブログでも以前に紹介しました。函館の「バル街」です。古いエントリーの虫干しもかねて、少しだけ紹介しておきます。函館の「バル街」は、函館の歴史と伝統が詰まった旧市街=西部地区をスペインの「バル街」に見立てて「飲み」・「歩き」を徹底的に楽しもうという試みです。地域を回遊しながら、地域の魅力を再評価・再確認しながら、一定の経済効果も生み出す・・・、そういう点では、「かんじる比良」も共通しているところがあります。
○「バル街」については、10のエントリーがあります。
こちらからどうぞ。

■多様な地域資源を再評価し、それら全体を、うまくコンセプトで包み込みつつコーディネートし、地域を総合的にプロデュースしていくこのような手法は、いろんな地域で可能なはずです。エコミュージアムに近いものがありますか。
■「かんじる比良」、どんなギャラリー、公房、お店があるのか。次のリストでご覧になることができます。全部で40です!!
リストはこちらです。温泉までありますね。こちらは、地図です。
ガイドマップ表面(PDF)・
裏面(PDF)。この地域全体のイベントともに、地域内の各所で、「児童絵画展」、「作家の仕事展」(比良にゆかりのある作家・職人の作品が集まる)、「 野外彫刻展」(里山アート、比良にゆかりのあるアーティストの作品が比良の自然と融合)、「比良の歴史ハイキング」、「里山スケッチ大会」(比良在住の美術作家が指導)、「よし笛&ギターコンサート」等のミニイベントも開催されるようです。なかなか、盛りだくさんの企画です。
【追記】■「かんじる比良」、ブログもあるようです。
ブログは、こちら。
【別記】■「追記」じゃないしな〜、本文とはまったく関係ありませんので・・・こういうとき、なんて書くんでしょう。わからないから「別記」。で、大変個人的なことではありますが、髭がなくなりました。ツルツルです。

人気blogランキングへ。記事がよければ、1回クリックを。