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wikipedia Subaru360early.01.jpg)
■年度末から年度初め、昨年度からの積み残しの仕事の処理も含めて、ちょっと悲鳴をあけでいるような状態で(←大げさ)、ブログの更新が大幅に滞っています(←仕事のせいにしている)。
■冒頭の言い訳とは関係ないのですが、トップの写真はスバル360です。富士重工業が開発した軽自動車で、1958年から1970年まで、約39万2000台が生産されといいます。スバル360は製造されてから今年でちょうど50年目になります(公式にプレス発表、1958年3月3日の正午。東京都内千代田区丸の内・富士重工業本社)。先日のニュースで、その富士重工が、軽自動車の生産から撤退したことを知りました。
毎日新聞では、富士重工業の社長さんが、「軽は量が出ないと苦しく、特徴も出しにくい。我々の強みが生かせるところに集中する必要がある」と述べています。スバル360を含めた軽自動車製造の歴史がここで終わると思うと、車にそれほど関心のない私でも、ちょっと寂しくなります。富士重工の前身は、軍用機を製造していた「中島飛行機」です。有名な話しですが、スバル360には、その航空機開発のノウハウが投入されているのだそうです。ですから、限られたスペースでも4人乗りなんですね(窮屈ではありますが)。また、その独特の丸いボディの形から「てんとう虫」というニックネームがついています。
■話しは急に変わります。私事で恐縮ですが、本日で満50歳になりました。なんといいますか、とうとう50歳になってしまったという、諦めのような気持が強いわけなんですが。だけど、やはり、感慨深いものもありますね・・・シミジミ。で、ということは・・・、そうなんです。スバル360と、私は同い年なんですね〜。私のほうは、富士重工のように仕事から「撤退」というわけにはいきません。スバル360のように歴史に残るような評価をいただいてるわけでもありません。まだまだ、働かなくてはいけません。今年度は、住んでいるマンションの自治会長にもなりました。後期高齢者の方が増えてきている状況で、自治会長としてもいろいろ動かねばならないことがありそうです。いろんな面で、仕事が集まってきますね〜。まあ、そういう年代なんですね、きっと。
■しばらく、なかなか更新できない状況が続きますが、どうかこれまで同様ご支援いただければと思います。そのような状況で、最近は、地域密着型の地域SNSにも参加しています。社会学を学んでいる者しての関心は、「どのような主体群が、地域密着型SNSで生まれた関係やネットワーク(ヴァーチャルな空間で培われた社会関係資本)を、地域課題や地域問題の解決に資する、現実の協働と信頼の社会関係のネットワーク(現実の社会関係資本)に転化・展開していくのか」、という点にあります。そして、自分自身も、SNSを通して出あったある民間企業の方と、大学との事業の連携を進めつつあります。このような広い意味での地域づくりをめぐる連携が、私のまわりで少しずつ動き始めています。楽しみです。このあたり、このブログをお読みの皆さんはよくご存知の「ブログの力」に、どこか似ているところがあります。
【付記】■スバル360のYouTube動画です。貼り付けると、このブログのフレームが崩れてしまいますので、リンクにしておきます。
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