何個か前の記事で、私は不潔恐怖だった当時
「愛されたい」と思っていたと言う話しを書いたのですが(
この記事です。クリック!!)、優しくされたいと言う事もずっと思ってきた事です。
でも現実は、病気なはずのに
「大丈夫? しんどそうだね?」
と言う優しい言葉ではなくて、それとは正反対の
「気違い、死ね、まだそんな事言っているのか、おかしい、甘えている」
と言う言葉。
確かにOCDの部分ではおかしいと自覚していたけど、他はまったく普通だと自分で分かっていたから、この言葉は相当堪えました。
でもね たまに母から 親切かも?、思いやってもらっているかも?、優しいかも?と言う言葉が返ってきた事があったんです。
だけど、一回や二回、こんな事されても、すぐにめきめき良くなるものではないですよね?
うちの母は、ほんとに一瞬の優しさで すぐけなしに変わったのですが、
一瞬の優しさの後いつも
「あんなに 優しくしてやったのに 治ってないじゃないか・・・全然変わらないじゃないか」
と言ったようなキツイ言葉がかえってきて、これで余計に辛い思いになったのです。
強迫がだいたい 「優しくされた=即良くなる」 にはならないですよね?
だから変な優しい言葉は、プレッシャーになったし、実は その後ある事気付き すごいショックを受けたのです。
そのある事とは、
母が、一瞬だけくれたように見えた優しさは、苦しさや辛さが理解できたからくれた優しさではなく、
「ほら こんなに優しくしているんだから、変わりなさいよ。 あんたがいつまでも病気だったら困るのよ」
と、自分が困っているから
「優しいフリをしたり、理解しているフリをしたら 治るかもしれないな」と言う下心を持った優しさだったからです。
今日は私は何を書きたかったかと言うと、
うちの母は、滅多にこういう事はなく 基本けなしばかりで、優しさは長続きもしなく 一瞬だったのですが、
これ読んでいる家族の方の中には、
「こんな風に接したら 変わってくれるかもしれない」
「どんな風に接したら変わってくれるかな?」
気持ちのウェイトとしては
「変わらす事」
を前提に 優しく接してしまっている場合って ほんと多いんじゃないかなぁと思ったんです。
伝わるんですよね。
しんどそうだから 優しくしてくれているのではなく、迷惑だから変わってもらおう・・・と優しくしてくれている気持ちが・・・。
こういうのって 辛さなんて何も分かってくれてないんだ・・・と不信感いっぱいになるし、孤独の世界に突き落とされた思いになります。
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