強迫性障害は表面的な状態で、判断・評価されがちと、前回「
強迫性障害と暴力」、前々回
「強迫性障害と引きこもり」
とニ回続けて記事を書いたのですが、
私が当時された対応で思い出した事があったので、今日は、それについて書いてみたいと思います。
強迫性障害は、
「あのスーパーが駄目」
「○○産地は駄目」
「少しの汚れで無理なる」
「放射能が気になる」
「○○さんが触ると駄目」
「○○の場所に置かれた物は駄目」等
食事が困難になる人も多いと思うのですが、
私自身も
「お腹はすき食べたくてたまらないけど、出来る限り食事はしたくない」
と思っていた一人です。
私の場合は、食べ物が、ベタベタ、ギトギトしているので、それが汚く感じ、触ると手や口の周り、顔全体まで 汚れた気がして、
気持ち悪くなる・・・・その後の手洗い、顔洗い、歯磨きを考えたら、食べたくない、出来るだけ回数を減らしたい そんな感じでした。
一時期過剰な薬を投与され酷い副作用に悩まされ、寝たきりになった時があったんです(あっ 薬がみんな悪い、怖いって意味じゃないですよ)
悲しいかな、副作用で他の事は しんどくて何も出来なってしまったのに、強迫行為をしたい気持ちだけはなくならい。
でも強迫行為をするのには、相当な気力と体力が必要なんです。
「食べると、洗わないといけない…歯磨きもしんどい」→そんな気力はない
→「食べたくない」となりました。
でも、周りは 食べない現象だけみて、とにかく
「食べろ」「食べろ」
当時の私からしたら、なんで 食べ物の中でも特に ギトギトしたもの、歯にひっついて 大変そうな物を用意するんだと言う感じで。
「何で食べたがらないのか、何も分ってない」
となりました。
変な話し 食べ物をオブラートか何かに包んでもらって 丸飲みだったら 汚れないからいくらでも、食べられた(飲めた?)と思います。
こんな事したら悪化するから絶対やらない方がいいですけどね(^_^;)
表面的にみたら
「食べてない」「暴力を振るっている」「引きこもっている」
になるので、これらさえなくなれば、周りはOKと考え、その対応になるんでしょうけど、それでは、根本的な解決にならないです。
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