金北山を下ってから、(トキの森公園)へと向かう。平日なのに、けっこう客が居た。バスも一台止まっていた。

●トキの森公園●
保護センターと資料館を見学、繁殖に成功し、以外と数の多いトキを見て驚いた。

●トキ●
(トキの森)を見学後、まだ時間があったので、(どんでん山)に行くことにした。細く急な坂道をグングン上がっていくと、(どんでん荘)の建物の前に着いた。駐車をお願いしてから、道標を見て、木々の中を登り始める。

●登山道を進む●
ゆっくりと歩いていく。道は整備され、歩きやすい。次第に展望が良くなって、両津港などが見下ろせるようになった。まもなく、左側の道に入ると、三角点があり、その先に鉄塔がたっていた。このピークは『蟻ヶ峰』と言うらしい。

●蟻ヶ峰山頂●
三角点を撫でてから、さらに歩いていくと、草原の尾根の向こうに三角の山が見えてきた。あれが、尻立山の様である。

●尻立山が見えてきた●
ゆるく下っていくと、広々とした草地になった。茶色と緑の草原にノコンギクの花が絨毯を敷いた様に彩を添えている。素敵な、癒される空間である。

●蟻ヶ峰と尻立山との間の草原●
振り返れば、金北山の高く聳えるのが眺められた。秋の風がやさしく体を撫でていく。実にいい。雰囲気に酔いながら、緩斜面を登り始める。

●ノコンギクの咲く斜面を登っていく●
まもなく、360度の展望のある、『尻立山』の山頂に登り着いた。周りの山々の先には、海原が広がり、水平線がどこまでも続いている。石の上に腰を下ろし、広がる風景を見ながら、しばらく時を過ごした。
尻立山を後にして、どんでん山荘に下り、駐車のお礼を言ってから、車を宿に向けた。部屋からの眺めは素晴らしく、妙見山から金北山、そして、尻立山の山並みが一望できた。成分が塩化ナトリウムと言う風呂からの眺めも良く、大の字になって、ぷかぷか浮かびながら、長いこと、山並みを眺め、至福の時間をすごした。

●尻立山山頂にて●

●宿の部屋から眺めた、加茂湖と《どんでん山(尻立山)》●

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